試合結果/観戦記

2001年9月22日/韓・日親善試合/韓国ウルサン
※J-NETWORKから、稲葉 潤(サバーイ町田)倉本武皇(アクティブJ )が出場しました

<セミファイナル/62kg契約>

(サバーイ町田)稲葉 潤【Jun Inaba vs Kang Suk-ki】カン・スキ(韓国)

 序盤はカンが思いっきりの良いローキックで稲葉を何度か転倒させ、また時折放つ、バックスピンキックや飛び膝蹴り等でスピードパワーを見せつける。しかし3Rは稲葉の重いミドルキックやパンチが徐々に当たり出し、稲葉に試合が傾きかける。その時、カンが突然肩を押えてうずくまったため、タイムを一時止めてレフリーが肩を入れ、試合再開。

 4、5Rは稲葉が相手の攻撃を上手くはずしパンチ、ヒジ、ヒザと猛ラッシュを仕掛け、試合終了。3-0で稲葉の判定勝利。KOこそ出来なかったが、初の5回戦で、しかも初の海外試合で勝利を上げた経験は大きく、一段と強さを増した稲葉の今後の飛躍がおおいに期待される。

 また、対戦相手のカンも、重いローキックで何度も稲葉のバランスを崩し、肩の脱臼をカバーしながら最後まで戦い抜いた、とてもハート強い選手であった。

 

<メインイベント/76kg契約>

(アクティブJ倉本武皇【Takeomi Kuramoto】 vs 【Mun Do-Sang】ムン・ドウサン(韓国)

 まだ3戦目ながら、初の海外試合、初のメインイベント、初の5回戦に大抜擢された倉本武皇。対戦相手は地元ウルサン市民の声援を一身に浴びて登場したムン・ドウサン。

 ムンは、1R終盤に重いローキックからのパンチでダウンを奪い、地元の声援に応える展開となった。一方、倉本は2Rにセコンドのアドバイスでパンチ、ローキックをかいくぐり、首相撲からヒザ、ヒジで攻め込み逆転KOを狙うが、今1つ攻め込みきれず。
 3Rは最初のローキックが効いているのか、倉本が中になかなか入れないところへ、ムン得意のローキックからのパンチで、またもダウンを奪われる。倉本はその後すぐに首相撲からヒザ、ヒジへつなぎ何とか粘るが、ローキックガ効いているのが傍目からも良く分かる。4Rも同じような展開が続き、結局、最終ラウンド前にセコンドがタオルを投入し、TKO負けとなった。

 結果は残念だったが、倉本の力強いヒザが非常に印象に残った試合でもあった。この経験を生かして、もっともっと強くなってほしいものだ。

※この「韓国ムエタイ連盟」と「J-NETWORK」の試合は翌日のKBCテレビのニュースで韓国・日本親善試合として紹介されました。